塔寺・気多宮地区(福島県河沼郡会津坂下町)

事業地区事例紹介へ

▪ 地区概要
当地区は、越後街道の宿場町として、また、心清水八幡神社と立木観音の門前町として、中世から発展してきた。
旧越後街道は、現在県道となり、本地区の中心軸となっている。県道沿いには宿場町の面影を残す蔵造りの住居や土蔵、板塀などが点在し、街並みを形成している。
近年では、人口が減少傾向にあり、不揃いな住宅の建て替え、空き家の増加などかつての宿場町・門前町としての面影が失われつつあるなか、歴史的資源を活用した住環境整備をテーマに、街なみ環境整備に取り組んだ。
▪ 所在地
福島県河沼郡会津坂下町大字塔寺・気多宮
▪ 地区面積
36.1ha
▪ 事業期間
平成24年度 ~ 平成28年度
▪ 主な整備等
広場・緑地の整備、蔵の利活用(改修)、ゴミ集積所の美装化、修景施設整備

整備地区計画図

蔵の利活用(改修)

老朽化と東日本大震災での損傷を契機に解体予定であった蔵を地区の集会施設に改修し、歴史的街並みの保全、住環境の向上を目的に整備

  • ●整備前

  • ●整備後

ごみ集積所の美装化

  • ●整備前

  • ●整備後

広場の整備

  • ●整備前

  • ●整備後

pagetop