鳳至上町地区(石川県輪島市)
- ▪ 地区概要
- 輪島市の伝統産業である輪島塗は、室町時代より北前船とともに栄え、今日に至っている。これらの職住一体の塗師の家のたたずまいが今でも残っている唯一の地区であり、塗師の家にふさわしい建築様式で街なみが形成されてきた地区である。この塗師の家のたたずまいと調和する街なみ景観を形成させるため、街づくりに対する地域住民の意識の高揚を図りながら、街路拡幅整備による建替え再整備でなく、外壁改修などによる修景整備に助成を行い、より効果的な街なみ整備を行う。
- ▪ 所在地
- 石川県輪島市鳳至上町
- ▪ 地区面積
- 約7.3ha
- ▪ 事業期間
- 平成14年度 ~ 23年度
- ▪ 主な整備等
- 道路の美装化、下排水整備、小公園及び緑地、地区防災施設、生活環境施設、修景施設整備
- ▪ その他
- 社会資本総合整備計画名:石川県における住宅セーフティネットの構築と魅力ある住環境の形成
(第2期 石川県地域住宅計画)

整備地区計画図
生活環境施設(いろは蔵)
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●従前は使用されていない空き蔵となっていた
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●所有者から寄付してもらい、整備後は休憩所として地域の人が談笑する憩いの場となっている
その他の施設
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●道路の美装化した地区のメイン通り
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●外壁を周囲の景観に合わせた板張りに修景