なかせんどうほんまち地区(岐阜県中津川市)

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▪ 地区概要
中山道本町地区は中山道の宿場町「中津川宿」として栄えた地域であり、現在は商店街を形成している。庄屋屋敷や卯建のある家など伝統的形態の民家が軒を連ね、地区内を走る水路とともに往時の面影を今に伝えている。この地区は景観法制定以前よりまちづくり活動が盛んな地域であり、住民協定も締結している。市では地区の中心となる旧中山道を景観重要公共施設に指定し、まちなみ環境整備事業として住民による景観まちづくりの組織や大学の研究室と連携し、官民学協働のまちづくりを行った。
▪ 所在地
岐阜県中津川市本町
▪ 地区面積
約26ha
▪ 事業期間
平成22年度 ~ 平成29年度
▪ 主な整備等
道路美装化、電線地中化、修景電柱建替、修景水路、案内板設置、消火栓修景、駐車場整備、トイレ整備、休憩所整備、街路灯整備、住宅等修景施設整備助成 等

整備地区計画図

電線地中化・石張り舗装・特殊舗装

石畳を覆う落ち葉をイメージした特殊舗装は、これを辿ることで市内の中山道を迷うことなく歩くことができる。

  • ●整備前

  • ●整備後(電線地中化、舗装等)

本町広場の整備

親水空間やトイレを整備した広場は、イベント会場や子どもの遊び場、中津川宿を訪れる方の駐車場としても使用されている。

  • ●整備前

  • ●整備後(案内板、井戸、トイレ、駐車場等)

住宅等修景施設整備助成

住宅等の修景に一部補助を行い、住民の方に修景の御協力をいただいている。

  • ●整備前

  • ●整備後(看板、木格子、色替え等)

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